オーストラリアのサマータイムでやらかした話
これはケアンズのバナナ農園に働きに出た時の話。
オーストラリアは季節が日本とは逆で、二月は真夏中の真夏。
湿気はないものの暑い時は40℃とかになったり
『チェンジ』と呼ばれる風？が日中吹くと部屋中が
激アツになってしまうので、真夏なのに窓を締め切る必要がある時もある。
(タイミングは分からないが、大家のおばさんにその都度教えて貰った。)
あと大変なのは山火事。
Sydneyに住んでた時に、朝起きたら天気が悪いわけでもないのに空が真っ黒で、
なんかどことなく焦げくさい。
煙が空に渦巻いていて、ゲームの世界みたいになってる。隙間から晴れ間は見えるけど暗い空。超不気味。
職場の先輩に聞いたらオーストラリアでは山火事は毎年あって、特にユーカリの木が油分を多く含んでいてよく燃えるんだとか。
ちょっと話が逸れましたね！笑
オーストラリア一年目の時に長距離バスで独りで
北上した農園に行くことになり、バスが早朝なのもあり不安なので前乗りする事に。
バックパッカーが多いホテルを借り、みんなが寝ている中、音を立てないように準備をし、いざホテルを出た。
バス停の位置を調べつつ、パスポートのコピーが必要なのを思い出し、朝から開いていたセブンイレブン(ありがとう)で使ったことないような古いモデルのコピー機を使い、用を済ませてコンビニをあとにした。
ちなみにこの時のスーツケースだが、多分見たことないようなデカさのもので、これくらいかな？
もっとデカかったなw
おまけにバックパックとギターを背負ってたもんだから、まだ日も昇らない内から汗だくでバス停ロータリーまで向かっていたら、ふとあることを思い出した。
コピー機にパスポート置いて来てもーた！！
バスの時間は迫ってるわパスポート盗まれたら…洒落にならんわ！大慌て。
クソ重いスーツケースを引きずってコンビニに戻るのは流石に無理だと感じ、建物と建物の間の隙間？が暗いから隠せる！と思い
不安はありながらもパスポートと天秤にかけると。。うーんパスポート！！
という事でスーツケースを置き去りにしてコンビニにダッシュ！！
当然っちゃあ当然だが朝早6時前だから人とすれ違ってもいないし、パスポートは無事だった。
今度はスーツケース！！Σ(´□｀;)
もうね、すごい汗。オーストラリアにしては珍しく湿気もあり、もう大変。
スーツケース無事か！？
無い。
おいまじか！
と思ったら隣のビルの隙間にあった！死ぬほど焦った！笑
何か盗まれたりする事もなく、バス停に到着。
人っ子ひとりいない。。早いもんね。まだいないか。
いや、一人いた。
ぜェぜェ座って待ってたら、恐らくダンボーラーの方であろうオージーに
『よぉ兄ちゃん、今何時かわかるか？』
久々にネイティブに時間聞かれて、カッコよく答えたかったけど変な感じで
『六時前だよ』
って答えたら、ありがとうって言って
もう一人の人にも同じこと聞いてた。
信じてないのか？んーまぁいいか。
10分後、まだこない。
20分後、こないこない。
30分後、オージーそんなに遅れる？
Σ(´□｀;)
ここである事に気がついた。
さっきダンボーラーがもう一人の人に聞いた時、微かに『五時だよ』みたいに言ってたのを思い出した。
なんで五時って言ったんだろ？嘘ついてどうすんの。
って思ったんだ。
でも、よーーーーーく考えたらその日の日付は2月1日。
その日からサマータイムだって知ったのはけっこう後だった。
早起きしたのも、
無駄に走って大汗かいたのも
急いだせいで忘れ物したり、色々とバタバタしたこと
Gショックは勝手にサマータイムにならないと知ったこと。
当時のiPhoneもポケットWi-Fi環境で、自動では時間が変わってくれなかったこと。
全ての点が線になった瞬間に
すげぇ損した気分になった。
今の俺⇨( っ･∀･)≡⊃ ﾟ∀ﾟ)・∵.←過去の俺
誰も知り合いがいないケアンズの街なのも不安だけど、片道6時間かかるバスを逃したらと思うと、遅れるよりはマシ。
トータルして感じたのは
サマータイムってめんどくせぇ！！
今になったらネタだけど。
最後まで見てくれてあざした。
KD
HACONO TRAVEL 高品質スキミング素材使用 パスポートケース 首下げ スキミング防止 6ポケット 防水 軽量 210Dナイロン素材 首ひも調節可能 KR001TP
- 出版社/メーカー: HACONO TRAVEL
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
